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deainokotonohaのブログ

出会いと発見 未来と過去は中今に息づいている

おもしろマクロビオティック備忘録③玄米食の不思議と不自由さ

米食の不思議と不自由さf:id:deainokotonoha:20170316214222j:plain

米食と玄米食の違いはとても顕著です。
炊きたての白い御飯もわるくないですけれど。

……

今から25年も前の大学時代、運命的に出会った本に導かれて 炊飯器でボソボソの玄米食を手探りではじめました。
 手持ちの炊飯器で表皮の厚い玄米を炊くため、仕上がりはポロポロ、ボソボソで 決して美味とはいえませんでしたが、初めての1人暮らしと 食をめぐる日常的な冒険心がくすぐられたせいか、心は喜びに満ちあふれていました。

桜沢如一GO の著書のなかに 「健康の七大条件」という文があり、
  朝はガバッ、と起きる
と書かれていて、そんなバカな……
と内心思っていました。

米食をはじめて一週間たったか経たないかのある朝、ガバッと起き上がり目が覚めたので、
我ながら驚いたり、笑ってしまったのを思い出します。

……

ひと言で言えば、玄米食は不思議です。

食物という限定的な定義には収まりきれない繊細な作用が なにか働いているに違いありません。

例えば、「激しく怒る」ということが、玄米食を始めてから極端に減りました。
 とにかく毎日が楽しいのです。

それを言ってみれば、ナチュラル・ハイとでも表現できるかもしれません。
 そして人に対しての共感能力が増すためか、他人に対して愛情深く、心がこまやかになりました。

これまで気付かなかったことに気が付くようになったり、物事の新しい側面を発見したりで、とにかく毎日が新鮮だったのを覚えています。
  (玄米食だけでなく、陰陽を同時に学んだことも
   大きいかもしれません。)

……

ところが反面、小さな「差異」に気付くようになったせいか、異質なモノが苦手にもなりました。
 
 例えば肉食系の荒々しい性格の持ち主とは もう付き合いたくない……などといった思いに直面することになりました。

残念ながら(!?)、世界においてベジタリアンは少数派です。社会においてその小さなコミュニティの中だけで過ごせるなら まだいいかもしれませんが、
世の中はそう単純にはいきません。
 反りの合わない人との交渉ごとだってあるでしょう。玄米食によって感覚が鋭敏になりすぎるのもまた、つらいものです。
 その辺りに玄米食のむつかしさのひとつが見いだせます。

また、食事できるレストランが とびきり限定されてしまい、行動パターンが小さくなってくるという側面もあります。
 
 あたかも、ある種の動物が決まったモノだけを食し、生息域が限られてくるようなものです。

……

これがマクロビオティックの真実の姿なのでしょうか?!

新たなる道に踏み出そうとする、こころ若き冒険者たちに、是非体験し確かめていただきたいことのひとつです。

楽しきかな、マクロビオティック

……

ここまでお読み下さりありがとうございました。