deainokotonohaのブログ

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おもしろマクロビオティック備忘録①陰陽を見る目は、自在になるための道具と心得よ

f:id:deainokotonoha:20170302184210j:plain     陰陽を見る目は、自在になるための道具

日本においてマクロビオティック運動をはじめ、ヨーロッパやアメリカ、インド、アフリカを歴訪して啓蒙活動を行った 知の巨人、桜沢如一(さくらざわゆきかず)。

フランス語で書かれた『無双原理・易』の名著は、相対世界における 陰と陽のものの見方をよく説いています。
  男と女 暑いと寒い 明るいと暗い 甘いと苦い
  美と醜 天と地 大きい小さい 
  目に見えると目に見えない ……

などの相対的な構成要素で我々の世界は表現されます。桜沢如一(GOジョージ・オーサワ)は 名付けて
  「魔法のメガネ」
と呼びました。

陰陽を見る目をひとたび身につけると、とても面白いので 人はついつい夢中になってしまいます。
ただし、生成発展といったような物事のサイクルを知らなければ、この鋭利な刃物のような
陰陽を見る目は、ナマクラになってしまい空論と化します。
 従って、科学的な知見や一般的な知識を否定するものではありません。
むしろそれらの既存の情報を活性化し、別の側面に気付かせてくれます。

またGO は再三にわたり「陰というもの」や「陽というもの」が絶対的に存在しているのではなく、相対的な、一時のバランスを表現していることに注意するよう呼び掛けています。

肉は陽性で、砂糖は陰性、といったひとつのモノの見方に固執するのではなく、むしろ自在にあるために「魔法のメガネ」陰陽のものの見方を利用する、というのが あるべき我々の姿なのかもしれません。

人間ひとりひとりにも、また社会や歴史をみても、表があれば裏もあります。さらに他の見方をすれば、そこにも表や裏があります。
正・反・合という言葉があるように、全体を俯瞰する目を持ちたいものです。

陰陽を見る目は、自在になるための道具として、一応自分自身にインストールしておく…しかしこだわらない、というのがいいかもしれません。
 ひとつの見方にこだわるのではなく、自身の気付きを促し、自在になってゆくためにとても有用な道具と心得えていただけたら素晴らしいと思います。


ところで、陰陽を見る目で自在になったとしたら、
なにをなさりたいですか?

実はこれがいちばん大事ですよね。
(若き自分にはこれが欠けていたのでした トホホ…)

楽しきかな、マクロビオティック

……

ここまでお読み下さりありがとうございました。